石榴舎ブログ 『俳句は自伝』 |                      by Toyokazu Suzuki

作句へのヒント −俳人名言抄− (3)



中村草田男 (1901-1983)

俳句は入りやすくして達しがたしという世界なのです。作るということは、まずくてもいいのです。人から見たら幼稚でもあろうが、たしかに自分が生活して、ぶつかってそう感じたというものを、自分の力で一つの世界に作りだす。その時初めてどんな作品であろうとも、まがうかたもなき自分というものがそこに存在しているのです。何か考え、何か感じている自分というもの、一個の独立した自分がいるんだということを自分に証明する、そのことだけにも俳句にたずさわる必然性があると思うのです。
(鈴木豊一編『中村草田男読本』)



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